pure PRP / growth PRP

pure PRP

PRPとは

PRPとはPlateletRichPlasma（多血小板血漿）の頭文字であり、ご自身の血液に含まれる血小板を利用して皮膚の若返りを図る治療となります。

私たちの血液に流れている血小板は、様々な能力を秘めた不思議な成分です。自己治癒力も血小板の持つ能力のひとつですが、最新の研究により、お肌を若返らせる成分も数多く含まれていることが分かってきました。その成分を活かした治療法が「pure PRP」です。

自分の血液を採血し、そこから特殊な装置で血小板のみ採取、濃縮してから皮膚に戻すことで、お肌全体を若返らせます。

本治療は、血小板を再生して治療する再生医療のカテゴリーのため、厚労省の認可が必要な治療です。

このような方におすすめ

• 目もとのちりめんジワ解消やハリを出したい
• 首・手の甲のシワやハリを改善したい
• 皮膚年齢を若くし、小ジワを減らしたい

治療の流れ

診察

医師によるカウンセリングを行います。

お化粧を落としていただき診察をします。お悩みの部位のシワやハリの状態をチェックしpure PRPが適応かどうか判断します。適応の場合、問診表をチェックしpure PRPを行って良いかのチェックも行います。適応でない場合は他の治療方法を検討し、ご提案いたします。

採血

採血を行います。PRPが2ml必要な場合は約15ccの採血を行います。

作成

遠心分離器を使用して血小板を濃縮していきます。

注入

マーキングをした部位に、作成したPRPを注入していきます。

経過観察

注射針にて注入するため、他の注入治療と同様に一過性の腫れや内出血の可能性があります。生じた場合はメイクで隠せる程度で、5日ほどで解消してきます。

効果の期待できるお肌のハリやシワの改善は、ヒアルロン酸注入術のように即効性はありませんが、早ければ1週間ほどで実感ができ、一般的には3ヶ月ほどの時間をかけながら少しずつ改善をしてきます。

効果の持続は個人差がりますが、PRPの作用は4～6ヶ月くらいと言われていますので複数回の治療を行うことが望ましいです。

アフターケア

治療後の通院や診察が必要な場合や、自宅でのアフターケアが必要な場合がありますので、医師の指示に従ってください。術後の腫れや経過などについて、不安なことやご不明点などがありましたら、お気軽にご相談ください。

growth PRP

growth PRPとは

PRPFを利用した治療です。
PRPFとはPRPにb-FGF（ベーシックエフジーエフ）というグロースファクターを添加したものを指します。PRPFは、PRP（b-FGFを添加しない）とは全く別物となります。

b-FGF（ベーシックエフジーエフ）をPRPに加えると、その作用はPRP単独の作用とは全く別のものに変化します。PRPFは、その溶液が接した組織が増殖してその組織に置換されるという特性を持っているため、皮膚でなく皮下に注入することで組織がボリュームアップされるというヒアルロン酸のようなフィラーとしての特性を持っています。

一度組織に置換されたPRPFは自己組織の一部となるため、簡単には吸収されません。

このような方におすすめ

• 下まぶたの凹みを膨らませたい
• ほうれい線が深くなってきた
• ゴルゴラインを目立ちにくくしたい
• 体重が減ったら頬がこけて戻らない
• こめかみのボリュームが減ってきた

治療の流れ

診察

医師によるカウンセリングを行います。

お化粧を落としていただき診察をします。お悩みの部位のシワやハリの状態をチェックしpure PRPが適応かどうか判断します。適応の場合、問診表をチェックしpure PRPを行って良いかのチェックも行います。適応でない場合は他の治療方法を検討し、ご提案いたします。

採血

採血を行います。PRPが2ml必要な場合は約15ccの採血を行います。

作成

遠心分離器を使用して血小板を濃縮していきます。

作成したPRPにb-FGFを添加します。

注入

マーキングをした部位に、作成したPRPFを注入していきます。

経過観察

5～7日くらいの間、内出血斑が発生することがあり、また数日の違和感やうちみのような痛みが生じます。

施術後よりやや膨らみが増し、注入量が多いのではと感じられることもありますが、10〜14日ほどでその腫れ感やボリューム感は改善してきます。

炎症反応を利用してPRPFが周囲との組織になじむにあたり、腫れる状態は必要な反応です。そのため、冷却しすぎや痛み止めなどの抗炎症剤を服用すると十分にボリュームが出ないことがあり、14日間は何もしないことが必要です。

1ヶ月くらいで注入部位は安定するため、注入部位に対する他の施術等は可能です。再び同じ部位にPRPFを追加したい場合は十分反応がおさまった6ヶ月以上の経過を見たのちに検討を行います。

アフターケア

治療後の通院や診察が必要な場合や、自宅でのアフターケアが必要な場合がありますので、医師の指示に従ってください。術後の腫れや経過などについて、不安なことやご不明点などがありましたら、お気軽にご相談ください。