裏ハムラ法が適応になるケース
①眼窩脂肪のヘルニア(正常な位置からズレた状態)による目の下の膨らみ
![](http://kuma-cli.com/wp/wp-content/uploads/2023/10/ CPF再配置図解 -12-1024x1024.png)
![](http://kuma-cli.com/wp/wp-content/uploads/2023/10/ 使用画像 CPF再配置図解-1024x817.png)
②靭帯による目の下の八の字の溝
![](http://kuma-cli.com/wp/wp-content/uploads/2023/10/ CPF再配置図解 -13-1024x1024.png)
![](http://kuma-cli.com/wp/wp-content/uploads/2023/08/S__16236586-1024x423.jpg)
裏ハムラ法は目の下の靭帯を剥離した後に、靭帯下に余分に漏れた眼窩脂肪をズラすことで眼窩脂肪のズレ(ヘルニア)による目の下の膨らみと、目の下の靭帯による八の字の溝を改善する効果があります。内部のボリューム変化がほぼないために脱脂術で問題となる術後の目の下の窪みを起こすことが原理上ありません。
ここから更に進化させたのが
当院の裏ハムラ法evoです !!
裏ハムラ法evoの3つの特徴
- CPFラウンド型再配置法
- マイクロスカーメソッド
- ダブルリガメント剥離法
CPFラウンド型再配置法について
![](http://kuma-cli.com/wp/wp-content/uploads/2023/10/使用画像.-CPF再配置図解-02-1024x1024.png)
老化による眼窩脂肪のズレは治療後にも症状が進行します。
眼窩脂肪を包んでいる薄い膜を引き締めるだけの単純な再発予防法でなくより厚みのあるCPF前葉でヘルニアの出口を密閉するテクニックが有効です。
CPFラウンド型再配置で
より再発予防度アップ!!
![](https://kuma-cli.com/wp/wp-content/uploads/2023/08/S__16236579-1024x704.jpg)
![](https://kuma-cli.com/wp/wp-content/uploads/2023/08/S__16236581-1024x769.jpg)
![](http://kuma-cli.com/wp/wp-content/uploads/2023/08/S__16236582-1024x795.jpg)
CPF前葉は眼窩脂肪を全て覆うには面積が足りないので、あくまでヘルニアの出口を覆うことを目的としています。
なので眼窩脂肪の固定位置と同じ位置にCPF再配置すると②のようになり、再配置で覆われていない出口からヘルニアが再発してしまいやすいです。
当院では眼窩脂肪とCPF前葉の固定位置はそれぞれ独立させて③のようにヘルニアの出口に合わせたCPFラウンド型再配置を行うことでより予防効果を高めました。
マイクロスカーメソッド
熟練した技術だからできる、より小さい傷での操作です。
より傷が目立たなくなるだけでな瘢痕拘縮に伴う合併症を下げます。
![](https://kuma-cli.com/wp/wp-content/uploads/2023/11/S__18235402-1024x1024.jpg)
一般的には視野を稼ぐために結膜をできるだけ大きく切開していくことが多いのですが、当院の傷は他院の⅗~⅔のサイズまで減らした操作が可能です。
ダブルリガメント剥離(※コンデンスリッチファットを併用する方法です)
目の下の八の字溝が特に深い方向けの方法です。
目の下の八の字溝の原因となる靭帯(retaining ligament)を通常のハムラは一層だけの剥離しますが、これを二層に剥離することで突っ張りをより強力に緩和します。
![](http://kuma-cli.com/wp/wp-content/uploads/2023/10/リガメント剥離 -1024x655.png)
ハムラ法は通常骨から眼輪筋までの靭帯を剥離し、眼窩脂肪をクッションにして固定していく方法ですが、この方法ではさらに眼輪筋から皮膚までの靭帯も剥離して少量のコンデンスリッチファットをクッションにしていきます。