目の下のクマをなくす方法は?種類別の原因・セルフケア・美容治療について解説! | 東京・銀座のクマとり専門クリニック【KumaCLI】
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目の下のクマをなくす方法は?種類別の原因・セルフケア・美容治療について解説!

2025.02.05

監修医師プロフィール

Kuma CLI銀座 院長/医師

毛利理人

経歴

  • 久留米大学医学部卒業
  • 東京医科大学病院研修
  • 日本大学病院内科学系専修医
  • 板橋区医師会病院 三郷中央総合病院
  • イムスふじみの総合病院 新宿某美容clinic 院長
  • 湘南美容クリニック 入職
  • 湘南美容クリニック川口院 院長就任
  • 湘南美容クリニック赤羽院 院長就任
  • 湘南美容クリニックRegno銀座院 院長就任

資格/所属学会

  • 日本内科学会内科認定医
  • 日本糖尿病内科学会正会員
  • ICLSプロバイダー
  • JSAS正会員

目の下のクマは、見た目の印象を大きく左右するため、コンプレックスに感じている方も多いのではないでしょうか。
中には、スキンケアや美白コスメなどでセルフケアを心がける方も少なくありません。
また、深刻なクマの解消や短期間での効果を求める場合は、美容治療を検討するのも選択肢の1つです。

Kuma CLIでは、黒クマ・茶クマ・青クマといったさまざまなクマのタイプに対応した治療法を提供しています。
この記事では、クマの種類ごとの特徴や原因、それぞれを見分ける方法について詳しく解説します。

クマの種類ごとのセルフケアや、おすすめの美容治療法についても併せて解説していますので、クマに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

クマの原因は様々で、クマの原因によって適している施術方法は異なります。
合っていない方法で施術を受けてしまうと、効果を実感できないこともあります。

クマ取り手術は非常に高い技術が必要な施術方法です。
以下の動画のように、1回失敗してしまうと、修正で理想の仕上がりにするのは難しいこともあります。

クマにお悩みの方は、Kuma CLIへご相談ください。

目の下のクマの種類と原因

目の下のクマは、さまざまな要因によって引き起こされる目元の悩みですが、その原因はクマの種類によって異なります。
クマの種類を正確に見分け原因を理解することで、より効果的なセルフケアや治療法が選択できるでしょう。

ここでは、目の下のクマを「黒クマ」「茶クマ」「青クマ」の3つのタイプに分類し、それぞれの原因と特徴について詳しく解説します。

黒クマ

【見え方】
黒クマは、目の下にくぼみや影ができたように見え、目の周りが暗く見えます。

【特徴】
黒クマは、目の下にくぼみができることによって、影ができて暗く見えるのが特徴です。
この影は、目元の骨格や皮膚のたるみによって生じ、光の加減によっても強調されます。
特に目を閉じたり、下を向いたりすると、影がはっきりと目立つようになります。

【原因】
黒クマの主な原因は、加齢による皮膚のたるみや脂肪の突出、骨格のくぼみです。
年齢とともに皮膚のコラーゲンやエラスチンが減少し、皮膚が薄くなることでたるみが生じ、影ができやすくなります。

また、眼球周りの脂肪がずれることによって目の下に脂肪が突出している場合、その脂肪によって影ができることも、黒クマの原因の1つです。

茶クマ

【見え方】
茶クマは、目の下の皮膚が茶色や黄色っぽく見えるため、くすんだ印象を与えます。

【特徴】
茶クマは、目の下の皮膚にメラニン色素が沈着している状態です。
このため、目元が茶色や黄色っぽく見えるのが特徴で、皮膚を引っ張っても色が変わらないという特性があります。

茶クマは、メイクやスキンケアの摩擦によっても悪化することがあり、目元の皮膚が敏感な方に多く見られます。

【原因】
茶クマの原因は、目の周りの皮膚にメラニン色素が沈着することです。
紫外線の影響やアイメイクの落とし方が不適切であったり、目をこすったりすることが原因となり、色素沈着が進行します。

また、アレルギーによる炎症や乾燥も茶クマを引き起こす要因です。
さらに、過剰な皮脂分泌や皮膚のターンオーバーの遅れも、茶クマを悪化させることがあります。

青クマ

【見え方】
青クマは、目の下が青や紫色っぽく見え、血管が透けて見えるような印象を与えます

【特徴】
青クマは、皮膚の奥に血流の色が透けて青っぽく見えるのが特徴です。
目の下は皮下脂肪が非常に少ないため、薄い皮膚の奥の組織の色味が見えている状態です。
特に、疲れた時や冷えた時、睡眠不足の時などに目立ちやすくなる傾向があります。

【原因】
青クマの最大の原因は、目の下の皮膚の薄さです。
元々目の下の皮膚は非常に薄く、皮下脂肪もない部位です。
その中でも特に目の下の皮膚が薄い方の場合、皮膚の奥にある血流の色味が透けて見えるのです。

目の下のクマの種類を見分ける方法

目の下のクマを効果的に改善するためには、まず自分のクマの種類を正確に見分けることが重要です。
クマの種類によって対処法が異なるため、自分がどのクマに該当するのかを理解することが、正しいセルフケアや適切な美容医療を選択するためのポイントです。

以下では、黒クマ、茶クマ、青クマ、赤クマの見分け方について詳しく説明します。

黒クマの見分け方

黒クマは、目の下にくぼみができることで影が落ち、暗く見えるタイプのクマです。
以下にあてはまる場合は黒クマの可能性が高いです。

  • 目の下にくぼみや影がある
  • 下を向いたり目を閉じるとクマが目立つ
  • 指で皮膚を引っ張るとクマが目立たなくなる
  • 笑ったときに目の下の影が薄くなる

これらの特徴が見られる場合、黒クマの可能性が高く、脂肪の再配置やたるみ改善が効果的な対策となることがあります

茶クマの見分け方

茶クマは、目の下の皮膚にメラニン色素が沈着しているタイプのクマです。
以下にあてはまる場合は茶クマの可能性が高いです。

  • 目の下の肌の色が茶色や黄色っぽく見える
  • 皮膚を引っ張ってもクマの色が変わらない
  • アイメイクの落とし方や目のこすりすぎで悪化する
  • 紫外線を浴びた後にクマが濃くなる

これらの特徴が見られる場合、茶クマの可能性が高く、美白ケアやメラニンを抑えるスキンケアが有効です。

青クマ・赤クマの見分け方

青クマ・赤クマは、目の下の皮膚の薄さによって目の下が青や赤に見えるクマです。
以下にあてはまる場合は青クマの可能性が高いです。

  • 目の下が青や紫色っぽく見える
  • 疲れや睡眠不足でクマが悪化する
  • 目元を温めるとクマが薄くなる
  • 長時間パソコンやスマホを使用するとクマが目立つ

これらの特徴が見られる場合、青クマや赤クマの可能性が高いです。
青クマの場合は血流の色味が、赤クマの場合は眼輪筋の筋肉に色味が皮膚の奥に透けてみえることが原因です。

黒クマをなくす方法

黒クマは、目の下にできる影が原因で暗く見えるタイプのクマです。
このクマをなくすためには、皮膚のたるみや脂肪の突出を改善し、影を目立たなくすることが重要です。
以下に、黒クマをなくすための具体的な方法を紹介します。

眼輪筋のトレーニングはあまり効果がない

黒クマの対処法として眼輪筋のトレーニングを挙げる意見も多く聞かれますが、実際にはあまり効果はありません。
目の周りへの刺激によって逆にクマやしわが悪化する恐れもあるため注意が必要です。

目元美容液を使う

黒クマの改善には、目元専用の美容液を使用することも効果的です。
美容液は、目元の皮膚に必要な栄養や水分を補給し、ハリを与えてたるみを予防します。
選ぶ際には、以下のポイントを重視しましょう。

コラーゲンやヒアルロン酸、レチノールが配合されているもの
ビタミンC誘導体が含まれているもの
低刺激で、目元のデリケートな肌にも適したもの
適切な美容液を選び、毎日のスキンケアに取り入れることで、黒クマを少しでも改善することができます。

茶クマをなくす方法

茶クマは、目の下の皮膚にメラニン色素が沈着することで茶色や黄色っぽく見えるクマです。
これをなくすためには、色素沈着を防ぎ、皮膚のターンオーバーを促進することがポイントです。
以下に、茶クマを改善するための具体的な方法を紹介します。

保湿を欠かさない

目元の皮膚は非常に薄く、乾燥しやすい部位です。
乾燥すると、皮膚のバリア機能が低下し、メラニンが沈着しやすくなります。
保湿をしっかりと行うことで、肌のターンオーバー(新陳代謝)が正常に行われ、茶クマの改善にも期待できます。

ターンオーバーは皮膚の新陳代謝のことで、健康な肌では約28日周期で行われます。
しかし、乾燥や加齢、ストレスなどの影響でターンオーバーが遅れると、メラニン色素が排出されずに皮膚に溜まってしまい、茶クマが悪化する原因となります。

洗顔後、化粧水をたっぷりと含ませたコットンで優しくパッティングします。
目元には、専用の保湿クリームを指先で温め、優しく押し込むように塗ると良いでしょう。

食事・サプリメントで十分なビタミンCを摂取する

食事やサプリメントでビタミンCを摂取することもおすすめです。

ビタミンCは、メラニンの生成を抑制し、コラーゲンの生成を促進する作用があります。
ビタミンCを食事やサプリメントで積極的に摂取することで、抗酸化作用による肌の老化防止にも期待できるでしょう。

【ビタミンCが多く含まれる食品】

  • オレンジやレモンなどの柑橘類
  • キウイフルーツ
  • ブロッコリーやパプリカなどの緑黄色野菜

ビタミンCは水溶性で体内に蓄積しにくいため、一度に大量に摂るよりも少量をこまめに摂ることが重要です。
また、サプリメントを摂取する際は、過剰摂取に注意しましょう。

目元を擦らないように気を付ける

目元の皮膚は非常に薄くデリケートで、擦ることで簡単にダメージを受け、メラニンの生成が促進されます。
これにより、茶クマがさらに悪化することがあります。
そのため、目元を擦らないよう注意しましょう。

【目元の保湿・メイクをする際のポイント】

  • クレンジングは優しく行い、コットンや指で強くこすらない
  • 目元に塗る化粧品は、低刺激のものを選ぶ
  • 乾燥を防ぐために、常に目元専用の保湿クリームを使う

上記のポイントに注意することで茶クマの要因である摩擦を避けられるでしょう。

青クマをなくす方法

青クマを改善するための方法についても、以下にまとめました。
青クマが気になる方は参考にしてください。

蒸しタオルで目元を温める

青クマの最大の原因は目の下の皮膚の薄さですが、寝不足やストレスなどによっても青クマは悪化することがあります。
そのような場合には、目元を温めることが効果的です。
蒸しタオルを使うことで、目元の血流が促進され、リラックスできるでしょう。

このとき、蒸しタオルと冷たいタオルを交互に当てるのがおすすめです。
蒸しタオルで目元を温めた後、冷たいタオルで冷やすことを交互に行うと、血管の収縮と拡張が繰り返され、より効果的に血流が促進されます。
この方法により、目元のくすみが取れやすくなります。

【蒸しタオルの作り方】

清潔なタオルを用意し、水で濡らして軽く絞ります。

電子レンジで30秒ほど加熱し、温かい状態にします。

目元に優しく当ててリラックスしましょう。

ビタミンや鉄分が豊富な食事を摂る

目の下の青クマを改善するためには、栄養バランスの取れた食事が重要です。
特にビタミンや鉄分が豊富な食品を摂ることで血行を改善し、青クマの予防につながります。

ビタミンEは血行を促進し、ビタミンAは肌の健康を保ちます。
鉄分は血液中のヘモグロビンの生成を助け、貧血によるクマの予防に役立ちます。

【ビタミンや鉄分が豊富な食品例】

  • ビタミンE ナッツ類(アーモンド、ピーナッツ)、アボカド、ひまわり油
  • ビタミンA レバー、ほうれん草、人参、卵黄
  • 鉄分 レバー、ほうれん草、赤身肉、豆類

適度な運動をする

適度な運動は全身の血行を促進し、青クマの改善に効果的です。
運動により血液循環が良くなることで、酸素や栄養が目元の肌に届きやすくなり、青クマを和らげることができます。

ウォーキングやヨガ、軽いジョギングなどの有酸素運動は、血行を促進し、全身の血液の流れを良くします。
さらに、リラクゼーション効果があり、ストレスの軽減にも役立ちます。

十分な睡眠時間を確保する

質の良い睡眠は、目元の血行を促進し、青クマを改善するために重要です。

十分な睡眠は、肌の修復を促し、目元の血行を改善するために必要な成長ホルモンの分泌を助けます。
これにより、血行不良を改善することに期待できます。
成人の理想的な睡眠時間は、7〜8時間です。
これを確保することで、目元だけにかごらず全身の健康を維持できるでしょう。

睡眠の質を上げるためには、寝る前にカフェインやアルコールを控え、リラックスできる環境を整えることが重要です。
また、就寝前にスマートフォンやパソコンの画面を見ないようにし、部屋を暗くして静かな環境で寝るように心がけましょう。

クマを確実になくしたいなら美容治療を受けるのがおすすめ

セルフケアによるクマの改善は、日常的な習慣を見直すことでの効果を期待する一方、確実な結果を求めるのは難しい一面もあります。

確実にクマを解消したいと考える場合には、美容治療を検討するのも1つの方法です。
セルフケアはクマの予防や軽減には有効ですが、すでに深刻なクマがある場合や、短期間での効果を求める場合には、専門的な治療を受けることが有効です。

美容治療は、クマの原因に直接アプローチし、より早く効果的に改善できる点が魅力です。

Kuma CLIのクマ取り治療

Kuma CLIでは、最新の美容医療技術を用いて、目の下のクマを効果的に改善する治療法を提供しています。
以下の4つの治療法は、それぞれ異なるクマのタイプや状態に合わせて選べるため、一人ひとりの症状に最適な治療を受けることが可能です。

  • 裏ハムラ法evo
  • 表ハムラ法
  • ミッドフェイスリフト法(裏evoリフト/表ミッドフェイスリフト)
  • 目の下の脂肪取り(脱脂術)

裏ハムラ法evo

裏ハムラ法evoは、目の裏側から眼窩脂肪を移動・再配置することで、目の下のたるみやクマを改善する施術です。
目の裏側からアプローチするため外から見える傷跡がなく、自然な仕上がりが期待できます。

また、脂肪を除去せずに移動させることで、目の下にくぼみができるのを防ぎ、長期的な効果が期待できるのが特徴です。

【施術方法】

  1. 目の裏側(結膜側)からアプローチし、脂肪を慎重に移動・再配置します。
  2. 目の下の凹凸を調整し、均一で自然な目元を形成します。
  3. 必要に応じて、目元のたるみを引き締めます。

【おすすめな人】

  • 目の下のたるみや影が気になる方
  • 自然な仕上がりを希望する方
  • 外から見える傷跡を避けたい方

表ハムラ法

表ハムラ法は、目の下の脂肪を除去または再配置しながら、余分な皮膚を取り除くことで目元をリフトアップする施術です。
こちらの方法では、目元のしわやたるみの改善効果が高く、目の下のクマを根本から解消することができます。

切開を伴うため、より大幅な改善を求める方に適しています

【施術方法】

  1. 目の下の皮膚を切開し、余分な脂肪を除去または再配置します。
  2. 余分な皮膚を取り除き、目元をリフトアップします。
  3. 切開部分を縫合し、目元のたるみやしわを改善します。

【おすすめな人】

  • 目の下のたるみや深いしわが気になる方
  • より大きな改善効果を求める方
  • ダウンタイムに余裕がある方

ミッドフェイスリフト法(裏evoリフト/表ミッドフェイスリフト)

ミッドフェイスリフト法は、目の下だけでなく、頬や中顔面全体のリフトアップを目指す施術です。
目元のたるみやクマを改善するだけでなく、顔全体の若返り効果が期待できます

裏evoリフトは目の裏側から、表ミッドフェイスリフトは表側からアプローチし、それぞれのニーズに合わせた治療を行います。

【施術方法】

  1. 裏側または表側からアプローチし、目の下から頬にかけてのたるみを引き上げます。
  2. 必要に応じて、脂肪の再配置や余分な皮膚の切除を行います。
  3. 顔全体のバランスを整え、若々しい印象を作ります。

【おすすめな人】

  • 目の下だけでなく、顔全体のリフトアップを希望する方
  • 年齢によるたるみが気になる方
  • 自然な若返りを求める方

目の下の脂肪取り(脱脂術)

目の下の脂肪取り(脱脂術)は、目の下にある余分な脂肪を取り除くことで、たるみやクマを改善する施術です。
特に、目の下の膨らみが原因でクマが目立つ方に適しています。

脂肪を除去することで、目元がすっきりし、若々しい印象を取り戻すことができます。

【施術方法】

  1. 目の裏側または表側からアプローチし、目の下の余分な脂肪を取り除きます。
  2. 必要に応じて、目元のたるみを引き締めます。
  3. 施術後の経過を見ながら、仕上がりを調整します。

【おすすめな人】

  • 目の下の膨らみが気になる方
  • クマが目立ち、目元をすっきりさせたい方
  • 短時間で施術効果を得たい方

まとめ

クマの改善には、日常的なセルフケアが大切ですが、確実な効果を求める場合には美容治療も選択肢の1つです。

Kuma CLIでは、裏ハムラ法evoや表ハムラ法、ミッドフェイスリフト法、脱脂術など、さまざまな施術方法を用意しています。
これらの治療法は、それぞれ異なるクマの原因に対応しており、個々の症状に合わせた最適な治療が可能です。

自分のクマのタイプと希望する仕上がりを考慮して、専門医と相談しながら最適な治療法を見つけてください。

当院では様々な治療法から患者様・お客様に最適な治療術をご提案します。

修正術として相談件数が最も多いのが単一な治療法しか行えないクリニックさんで適応外の治療で失敗してしまうというケースが多いです。

KumaCLIはクマの専門クリニックですので、クマでお悩みの方はまず当院のご相談ください。