目の下の脱脂で窪むことはある?窪みの修正方法やくぼみが生じやすい人を紹介 | 東京・銀座のクマとり専門クリニック【KumaCLI】
TOPへ戻る

目の下の脱脂で窪むことはある?窪みの修正方法やくぼみが生じやすい人を紹介

2024.10.25

監修医師プロフィール

Kuma CLI銀座 院長/医師

毛利理人

経歴

  • 久留米大学医学部卒業
  • 東京医科大学病院研修
  • 日本大学病院内科学系専修医
  • 板橋区医師会病院 三郷中央総合病院
  • イムスふじみの総合病院 新宿某美容clinic 院長
  • 湘南美容クリニック 入職
  • 湘南美容クリニック川口院 院長就任
  • 湘南美容クリニック赤羽院 院長就任
  • 湘南美容クリニックRegno銀座院 院長就任

資格/所属学会

  • 日本内科学会内科認定医
  • 日本糖尿病内科学会正会員
  • ICLSプロバイダー
  • JSAS正会員

経結膜的脱脂術は眼窩脂肪のヘルニアに対して最も古いクマ取り治療法であり、日本でもポピュラーな術式です、シンプルでダウンタイムが少ないことが特徴ですが、シンプル故に適応が限られる事も現実です。

しかし、近年では適応を考えずに脱脂を行ってしまい【窪んだ】という方が後をたちません。

今回は脱脂について窪むのはなぜか?そしてその修正法についてのお話をしてまいります。

クマの原因は様々で、クマの原因によって適している施術方法は異なります。合っていない方法で施術を受けてしまうと、効果を実感できないこともあります。

クマ取り手術は非常に高い技術が必要な施術方法です。以下の動画のように、1回失敗してしまうと、修正で理想の仕上がりにするのは難しいこともあります。




当院では、日本初のクマ取り専門クリニックとして、クマ取りの症例件数4,000件を超える院長が一人ひとりのお悩みや要望に合わせて施術いたします。

クマにお悩みの方は、ぜひお気軽に無料カウンセリングでご相談ください。


目の下の脱脂で窪むのはなぜ?

そもそも脱脂術は眼窩脂肪の減量であるために、程度はあれど必ず窪む手術ではあります。

大事なのは多少窪んでも綺麗に仕上がるような方に行い、術者も調整をすることにあると考えます。

そもそも適応でない

減量術であるために、ある程度大きな膨らみの方や、目周りのシワがある方に行ってしまうのはおススメできません。

大きくボリュームを損なうと大きく窪んだ変化となります。
また皮膚の伸展性が弱ってる方で行うと、皮膚が減量についていけずに小皺を悪化させてしまう変化となります。

脂肪の摘出量が多い

無理に眼窩脂肪を摘出してしまい、誤った治療を行っているドクターも最近では散見されます。
当たり前ですが、適応に関わらず過剰な脱脂を行うことで窪んだという症状は顕著なり、目の下の影が酷くなった、凹んだという状態になります。

アイホールから自然に漏れている分だけを脱脂するというのが大事なポイントですが、脱脂術を行う場合でもドクター選びが重要となります。

骨格的に脱脂が向いてない方

詳細については後述する目の下の脱脂で窪みが生じやすい人の特徴でお話していきます。

目の下の脱脂で窪んだときの修正方法

脂肪注入

大腿部などから脂肪組織を採取したのちに、脂肪細胞のみ抽出したものを窪んだ部分やその周辺部位に移植していく方法です。

目周りは自家組織が最も自然に仕上がりやすいために、脱脂で窪んだ場合の第一選択肢と考えています。

ミッドフェイスリフト

中顔面の脂肪を多少目の下に移行することができます。

窪みがそこまで強くない方や、窪みと同時に目の下のゴルゴ線が強調されている方に有効です。

ヒアルロン酸注入

窪みがそこまで強くない方に一時的ではありますが有効です。
しかし、皮膚の薄い方に無理な量をいれてしまうとチンダル現象を起こしてしまうため注意が必要です。

目の下の脱脂で窪みが生じやすい人の特徴

冒頭でもお話したように、目の下の脱脂は程度はあれど窪ませる施術であることが前提です。

以下の方が脱脂術を行う場合は注意が必要です。

①出目の方
②頬骨が張ってる方
③目と頬の境に凹みがある方、つまり目の下のゴルゴ線(ティアトラフ)が目立つ方

この様な方は骨格的に脱脂をしてしまうと窪んだ感じが強調されてしまいやすいです。

また前述のように目の下の眼窩脂肪が大きく膨らんでいる方も同様です。
裏ハムラ法・ハムラ法などの治療を行うことが望ましいと考えます。

目の下の脱脂で窪んだときの修正期間は?

ダウンタイム中や完成までの期間は腫れで窪んだように感じないことがあります。

最低でも脱脂から1ヶ月後、拘縮などを感じる場合は3ヶ月以降に行うことが望ましいです。

目の下の脱脂で窪み以外にリスクはある?

シンプルな治療であるため、正しく行えば深刻なリスクは低い治療ですが以下の合併症に注意です。

目の上の窪み

はっきりとした関連性は今だ記されてはいないのですが、脱脂により目の上の窪みは多数報告されています。
特に元々目の上が窪んでる方が脱脂の量に依存して顕著になる傾向にあると考えています。

感染症

手術である限りどの治療においても起こりうるのが感染です。
術後の抗生剤はキチンと飲みきるようにしましょう。

またコンタクトレンズの着用も感染予防のために1週間程度は控えましょう。

腫れ・痛み・赤み

手術である限りどの治療においても起こりうるのが腫れ・痛み・赤みです。

術後2-3日がピークになりますが脱脂については侵襲の少ない手術ですので、慣れているドクターが行えば5日程度で目立たなくなります。

血腫

手術である限りどの治療においても起こりうるのが血腫です。
侵襲の少ない手術ですので、慣れているドクターが行えば確率は極めて稀ですが、血腫となる可能性は24-48時間以内です。
この期間は術後に安静に過ごすよう心がけましょう。

目の下の脱脂で窪んで後悔しないためのポイント

リスクや副作用を理解する

冒頭から何度も言うようですが、脱脂は必ず程度はあれど窪む手術です。

窪んでも総合的にみて美容的な改善を行うものになります。

実績・症例が豊富なクリニックで施術を受ける

断言しますが症例を見て脱脂だけやってるクリニックは避けましょう。

脱脂=クマ治療術ではなく、脱脂はクマ治療術の一つに過ぎないということです。

膨らんでるので減量すれば治りそう!という発想からマーケティングしやすい術式ですが、適応に基づいて脱脂を行っているクリニックであれば色々な術式で治療を行っているはずです。

脱脂の実績でなく、クマ治療の実績に注目しましょう。

複数のクリニックを比較する

勿論いくつかのクリニックの意見を参考にすることは大事なのですが、ここで注意すべきなのはクリニック巡りをする前にキチンとクマ専門のクリニックにしぼる必要があります。

また極力様々な術式を行い、患者によって治療法を切り替え行ってるドクターかを確認することが重要です。

脱脂もそうですが適応にならない方法で行ってしまった場合はどんなに上手く手術を行っても良い仕上がりにはなりません。

余計な施術は避ける

最近よくあるのが脱脂をとんでもない安い料金で宣伝して、色々とオプションをつけて高額を請求する悪徳なクリニックもあります。

当日には決めずによく考えることも大事です。
お悩みに直接関係しない不必要な施術を無理にすることもありません。

まとめ

脱脂は目の下は必ず窪むが、適応となる方に行えば美容的に綺麗になることができます。

しかし、適応とならない方に無理に行ったり、脱脂で脂肪をとりすぎることで近年トラブルになっていることが散見されています。

治療行う上では適応を見抜き、正しく治療を行ってくれるクマに専門的なクリニックで行うべきです。

KumaCLはご自身に本当に適した治療法の提案をするクマ取り専門クリニックです。

脱脂を行う場合でも適切かどうかをキチンと説明し、ご満足していただけるよう治療を提供しています。

クマでお悩みの方は是非一度ご相談下さい。