目の下の脂肪再配置とは?施術のメリット・デメリットについて詳しく解説 | 東京・銀座のクマとり専門クリニック【KumaCLI】
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目の下の脂肪再配置とは?施術のメリット・デメリットについて詳しく解説

2024.10.25

「目の下の脂肪再配置(脂肪移動術)」は、年齢とともに目立ってくる目の下のたるみやクマを改善するための美容施術です。
突出した眼窩脂肪を取り除くのではなく、足側へ移動させることで、目元の凹凸を整え、若々しく自然な印象に導きます。
今回は、この施術の具体的な方法に加え、メリット・デメリットについて詳しく解説します。
施術を検討する際の参考にしてください

クマの原因は様々で、クマの原因によって適している施術方法は異なります。合っていない方法で施術を受けてしまうと、効果を実感できないこともあります。

クマ取り手術は非常に高い技術が必要な施術方法です。以下の動画のように、1回失敗してしまうと、修正で理想の仕上がりにするのは難しいこともあります。




当院では、日本初のクマ取り専門クリニックとして、クマ取りの症例件数4,000件を超える院長が一人ひとりのお悩みや要望に合わせて施術いたします。

クマにお悩みの方は、ぜひお気軽に無料カウンセリングでご相談ください。


目の下の脂肪再配置とは?

目の下の脂肪再配置(裏ハムラ法)は目の下の靭帯を剥離した後に、靭帯下に余分に漏れた眼窩脂肪をズラすことで眼窩脂肪のズレ(ヘルニア)による目の下の膨らみと、目の下の靭帯による八の字の溝を改善する効果があります。
内部のボリューム変化がほぼないために脱脂術で問題となる術後の目の下の窪みを起こすことが原理上ありません。

経結膜的眼窩脂肪移動術(ハムラ法)の施術とは?

ハムラ法には2種類の方法がございます。
ハムラ法の2種類:表ハムラ法と裏ハムラ法

表ハムラ法による脂肪再配置

目の下の皮膚を切開し、眼窩脂肪を移動させる手術です。
皮膚の余りも同時に治療可能なため、脂肪移動と同時にたるみやシワも改善可能です。

ハムラ法とは本来の定義であれば表ハムラ法のことを意味します。
クリニックによっては切開ハムラ法とも呼ばれることもあります。

特徴:とくにたるみの症状が重度であったり、余剰皮膚が場合に効果的ですが、皮膚を切開するため、術後にわずかながら傷跡が残ることがあります。

裏ハムラ法による脂肪再配置

下まぶたの裏側(結膜側)からアプローチするため、皮膚を切開せずに脂肪を再配置する方法です。
この方法は、外側に傷が残らないのが大きな利点で、ダウンタイムが皮膚を切開するハムラ法より少ないです。

特徴:皮膚切開が不要なため、ダウンタイムが短く、術後の傷が目立ちません。
ただし、皮膚のたるみやシワには対応できないため、皮膚の余りが少ない方に向いています。

  • 施術の概要

いずれの方法も、目の下の脂肪を適切に移動させて凹凸を改善することで、疲れた印象や老けた印象を和らげる効果があります。
患者の状態や目元のたるみの程度に応じて、どちらの方法が適しているかを医師と相談して決定します。

脂肪再配置施術のメリット

  • 目の下のふくらみと目の下のゴルゴ線(溝)を同時に改善できる
  • 仕上がりが自然で、効果も安定している
  • 長期にわたる効果が期待できる

目の下のふくらみとゴルゴ線を同時に改善できる

脂肪再配置施術の最大のメリットは、形を変えずにボリュームを変化できる点です。

目の下の脂肪を単純に取り除く脱脂術ですと、ふくらみを解消するケースが多かったものの、目の下を凹ませてしまい、さらに老けた印象を与えることもありました。
一方、脂肪再配置では脂肪を除去せず目の下の凹凸を整えるために、目の下が凹んでしまうリスク無くご自身の現在の若々しさを損なうことがありません

仕上がりが自然、効果も安定している

最初から目の下にある組織を足す引くこともなく利用していくため、術前の様々なニュアンスはそのままに仕上げることができます。

また脂肪再配置には定着率無関係にボリューム維持しながら改善していくため、治療の調整具合で凹んでしまった!しこりになってしまった!という事がなく安定した結果が得られます。

長期にわたる効果が期待できる

裏ハムラ法は脱脂術では行う事のできない再発予防の施術を施す事ができるため、長期間にわたる持続効果が期待できる点が大きなメリットです。

当院ではCPF再配置法という再発予防の施術を行なっております。
老化による眼窩脂肪のズレは治療後にも症状が進行します。

眼窩脂肪を包んでいる薄い膜を引き締めるだけの単純な再発予防法でなく、より厚みのあるCPF前葉と呼ばれる筋膜を利用して眼窩脂肪が漏れて出てくる出口を密閉するテクニックが有効です。

ハムラ法による脂肪再配置施術のリスク・デメリット

表ハムラ法のリスク

  • 外反になるリスクがある
  • 三白眼になるリスクがある
  • 涙袋が消える可能性がある

裏ハムラ法のリスク

  • 内反になるリスクがある
  • 傷跡の瘢痕拘縮により瞼板が変形するリスクがある

外反になるリスクがある

表ハムラ法で皮膚を切開する事で皮膚が減った分だけ下瞼は必ずある程度は変形しますが、程度を超えると外側に沿ってめくれてしまいます。
これを外反症と言います。

外反症の主な原因は【皮膚に切りすぎ】【下瞼の耐える力が弱い・皮膚が柔らかい人】のいづれかでおきますが、【拘縮が原因で一時的に起きてしまう】方もいらっしゃいます。

三白眼になるリスクがある

表ハムラ法では、下まぶたの皮膚を切開することで、下瞼の位置は多少なりとも下がります。

そのため、元々下三白眼の方は悪化してしまったり、黒目の位置が高い方も下三白眼になることがあります

涙袋が消える可能性がある

表ハムラ法では、皮膚側から涙袋をズラしていく施術をする時に少し皮膚のたわみを取るような感じで皮膚を摘除します。
その摘除した皮膚の真裏に眼輪筋の余りが付着してしまうので一緒に涙袋の部分も少し取れてしまうために涙袋が小さくなってしまうことがあります。

内反になるリスクがある

眼窩脂肪、隔膜、CPF前葉などを無理に下げすぎてしまったり、傷跡の瘢痕によって、下瞼が内側に沿って逆さ睫毛になってしまう事があります。

傷跡の瘢痕で瞼板が変形するリスクがある

傷跡が綺麗に治らず、拘縮が起きると場合によっては内反だけでなく、瞼板が変形して逆に外側に沿ってしまう外反を起こしてしまったりすることもあります。

目の下の脂肪再配置はこんな人におすすめ

おすすめな人は以下のとおり。

  • 目の下が膨らんでいる人
  • 目の下のゴルゴ線(溝)が目立つ人
  • 目の下の余剰皮膚が気になる人(表ハムラ法)
  • 治療効果の長期性を期待する人

目の下の脂肪再配置に関するよくある質問

目の下の脂肪再配置と脂肪除去の違いは?

脂肪再配置は、目の下に突出した眼窩脂肪を取り除くのではなく、眼窩脂肪を足側にズラして目元の凹凸を滑らかに整える方法です。
これにより、目の下のふくらみと目の下のゴルゴ線(溝)を両方を同時に解消でき、自然なラインを作ることができます。
また脂肪除去と異なり目の下を凹ませてしまうことがありません。

目の下の脂肪再配置には抜糸が必要?

裏ハムラ法による脂肪再配置
この方法では、下まぶたの内側(結膜側)から施術を行います。
皮膚を切開しないため、抜糸は必要ありません。
内側からアプローチするため、術後に外から傷が見えず、ダウンタイムが比較的短く、傷跡の心配もありません

表ハムラ法による脂肪再配置
この方法では、目の下の皮膚を切開して脂肪を再配置するため、施術1週間後に抜糸が必要になります。
表ハムラ法では、脂肪の再配置と同時に皮膚の余りにもアプローチが可能なので、たるみにたわみが混じっているような方に適しています。

目の下の脂肪再配置の施術後コンタクトはしても良い?

  • 裏ハムラ法による脂肪再配置

1週間後から可能

  • 表ハムラ法による脂肪再配置

抜糸翌日から可能

目の下の脂肪再配置に失敗事例はある?

  • 表ハムラ法による脂肪再配置

ハムラ法のリスクとして皮膚を切開する事で皮膚が減った分だけ下瞼が変形してしまい外反を起こしてしまう。

外反症の主な原因は【皮膚に切りすぎ】【下瞼の耐える力が弱い・皮膚が柔らかい人】【拘縮が原因で一時的に起きてしまう】

  • 裏ハムラ法による脂肪再配置

裏ハムラ法のリスクとして、中の組織を足側にズラす事によって内側の組織が内側に引き込まれてしまい逆さまつげになってしまう。
ほとんどの方は数ヶ月で良くなっていくが、そのまま固定されて残ることがある。

まとめ

目の下の脂肪再配置は、目の下のクマやたるみ、凹みなどの悩みを改善するための効果的な施術です。
膨らみすぎた脂肪を取り除くのではなく、目の下の凹んだ部分に脂肪を移動させることで、自然で若々しい目元を作り出します

治療結果が安定し、予防もできるという大変ポテンシャルの高い方法である事から本邦でも今後の目の下のたるみ治療としては第一選択になるケースが増えていくと言われている。

ただし、施術を検討する際は、メリットとリスクをしっかり理解した上で信頼できるクリニックや医師を選ぶことが重要です。

またこの術式は医師の技術力で大きくパフォーマンスが変わります。
実績がある医師の下で治療を受ける事をお勧めいたします。

Kuma CLIなら、実績と経験な豊富な医師がクマ取りの施術をしています。クマ取りの施術で失敗したくないと考えている方は、ぜひKuma CLIにご連絡ください。