営業時間 9:00〜18:00
ご予約はこちら
2025.09.11
目の下のクマやたるみの根本改善として注目されている方法として、「表ハムラ法」があります。しかし、どのような治療方法か分からない方も多いのではないでしょうか。どういった治療法かわからないと、「後遺症が残るのでは?」「万が一失敗したらどうしよう」と不安に思うことも少なくありません。
そこでこの記事では、表と裏それぞれのハムラ法の違いや後遺症のリスクや原因、後悔しないための対策を詳しく解説します。術後のトラブルを未然に防ぎ、美しい仕上がりを手に入れる参考になるため、ぜひ最後までご覧ください。
クマの種類や原因については、以下の動画で詳しく解説しているので、併せてご覧ください。
ハムラ法の施術を検討している方は、ぜひKuma CLIへご相談ください。
ハムラ法とは、目の下の「黒クマ」や「たるみ」を改善するための美容外科手術です。ハムラ法には、「裏ハムラ法」と「表ハムラ法」の2つがあります。ここでは、それぞれの治療方法の特徴と、違いを解説します。
表ハムラ法は、まつ毛のすぐ下を切開する手術です。皮膚表面からアプローチすることで、脂肪の移動だけでなく、たるんだ皮膚や筋膜の引き締めも同時に実現できるのが大きな特徴です。
顔の表面から施術するため、表面のたるみも同時に改善でき、眼輪筋や皮膚のリフトアップ効果も期待できます。また、広範囲の調整が可能な点がメリットです。一方で、顔の表面で皮膚を切開するため傷跡が残る可能性があります。また、ダウンタイムがやや長めな点がデメリットとして挙げられます。
皮膚や筋膜の引き締めができることから、加齢に伴うたるみやしわ、クマなどの悩みを抱える方に選ばれることが多い施術です。
KumaCLIでは、目の下のたるみやクマの再発を予防できる「表ハムラ法evo」を行っています。目の下のたるみやクマで悩んでいる方は、ぜひ相談してみてください。
以下の記事では、ハムラ方について詳しく解説しているので併せてご覧ください。
裏ハムラ法は、下まぶたの裏側を切開する施術方法です。顔の表面の皮膚を切らずに、目の下の脂肪の位置を調整し、クマを改善します。
裏ハムラ法のメリットは、皮膚表面を切開しないため傷跡が残らない点です。また、ダウンタイムも短く、表情筋への影響が少ないこともメリットとして挙げられます。ただし、皮膚表面のたるみに対してはあまり効果はありません。アプローチ範囲が限定される点も、裏ハムラ法のデメリットです。
こうした特徴から、裏ハムラ法は20〜40代で皮膚のたるみが少ない方に適しています。ダウンタイムや見た目の傷を避けたい方にも人気の治療方法です。
KumaCLIでは、小さく切開することで合併症のリスクを低減した、裏ハムラevoを提供しています。目の下のふくらみや溝で悩んでいる方は、ぜひご相談ください。
以下の記事では、裏ハムラ法を名医に任せるべき理由や医師の選び方を解説しています。併せてご覧ください。
表ハムラ法は高い技術を要するため、術者の経験や技量によって術後の結果に差が出やすい手術です。不適切な手技や過剰な処理によっては、以下のような後遺症が残る可能性があります。
いずれの後遺症も発生率は高くないものの、「失敗」と感じる原因になります。時間の経過とともに改善していく症状もありますが、なかには修正手術が必要なケースもあります。そうした事態を防ぐために、慎重なクリニック選びが重要です。
裏ハムラ法も、まれに後遺症が残る場合があります。しかし、表ハムラ法に比べると皮膚を切らない分、術後トラブルのリスクは低めとされています。裏ハムラ法で施術した場合の代表的な後遺症は、以下のとおりです。
ここからは、それぞれの後遺症を詳しく解説します。
下眼瞼外反とは、下まぶたが外側に反り返り、白目が多く露出する状態です。原因としては、術中の過剰な皮膚切除や縫合ミス、個人差のある皮膚の張りや筋力低下が挙げられます。
下眼瞼外反が起こると、見た目の違和感やドライアイ、まぶたが閉じにくい感覚といった症状が現れます。時間の経過とともに症状が治まることも多いですが、ドライアイは目の周りに軟膏薬を塗ることで予防が可能です。
ただし、重度の場合、修正手術が必要になることもあります。皮膚の切除範囲や固定位置を適切に設計できる、経験豊富な医師による施術が欠かせません。
施術中、器具や移動させた脂肪が誤って角膜に触れると、角膜の損傷を引き起こす場合があります。また、施術中に痛みで患者さまが体を動かすことで、角膜を損傷するケースも珍しくありません。術後に下眼瞼の形が変化し、まぶたの閉じ方に違和感が生じた結果、乾燥によって角膜が傷つくリスクもあります。
角膜が損傷すると、ゴロゴロとした異物感や充血、涙が止まらなくなるといった症状が現れます。角膜を損傷した場合、術後すぐに自覚症状が出ることが多いため、異変を感じたら速やかに医師へ相談することが重要です。施術中は、体を動かさないことを意識し、スムーズに施術できるように協力する姿勢も必要です。
表ハムラ法は、顔の表面の皮膚を切開するため、皮下の神経を損傷する可能性がゼロではありません。皮下神経を損傷すると、術後に「しびれ」や「鈍さ」を感じることがあり、長期間残るケースも見られます。
しびれや鈍さの他にも、まぶた周囲の軽い痛みや圧迫感、知覚の低下といった症状も現れます。多くは半年から1年程度で徐々に改善しますが、長引く場合は神経の再生が遅れている可能性があるため、経過観察が必要です。
ハムラ法はクマやたるみを根本から改善できる反面、術式の難易度が高く、後遺症のリスクも伴います。ここでは、失敗やトラブルを回避するために押さえておきたい、以下の4つのポイントを解説します。
ここからは、それぞれのポイントを詳しく解説します。
ハムラ法は、皮膚や筋肉、脂肪や骨膜といった複数の組織に精密にアプローチする繊細な手術です。そのため、施術する医師の技術力と経験が結果を大きく左右します。ハムラ法による治療を検討する際は、以下のような情報を確認してみてください。
症例写真には医師の技術力が表れやすいため、自分の理想と一致しているかどうかを見極める判断材料になります。こうしたポイントに加えて、気になるクリニックがあれば、カウンセリングを受けてみることをおすすめします。
手術が成功しても、術後の過ごし方によっては炎症やむくみ、さらには感染や出血を引き起こすことがあります。こうしたトラブルは、後遺症の引き金となることもあります。
後遺症を起こさないためには、術後1週間は激しい運動や長時間の入浴を避け、術後2週間程度は飲酒や喫煙を控えることが重要です。いずれの血行が良くなるため、出血や血腫などの症状の原因となります。1週間を目途に、様子を見ながら再開してみてください。
腫れや内出血は、通常の反応として数日〜1週間ほど続くことがあります。無理をせず、回復を最優先することを心がけてみてください。
納得できる結果を得るには、施術前のカウンセリングが非常に重要です。特に、ハムラ法のような高度な美容外科手術では、「思っていた仕上がりと違う」「説明が不十分だった」といったトラブルも珍しくありません。トラブルを避けるためには、医師との事前の対話が不可欠です。
美容クリニックによっては、医師ではなくスタッフがカウンセリングをする場合があります。しかし、医師免許のないスタッフのカウンセリングだけで施術を決めてはいけません。少しでも不安を感じたら手術に進むのは避け、複数のクリニックで相談を受けて比較検討するのも賢明です。
すべての人がハムラ法に適しているわけではありません。以下のような症状の場合、ハムラ法は適切ではない可能性があります。
目の下のくまやたるみの原因が眼窩脂肪の突出以外の場合、無理に施術しても効果が薄かったり逆に悪化したりすることもあります。信頼できる医師は、他の選択肢も提示し、無理な施術を勧めません。自分の状態に合ったアプローチを選ぶことが、満足度の高い仕上がりにつながります。
以下のような特徴がある方には、表ハムラ法がおすすめです。
目の下のたるみやクマが複合的に目立つ方にとって、表ハムラ法は根本的な改善を図る有力な選択肢です。特に、皮膚のたるみや筋膜の緩みが進行しており、脂肪の移動だけでは満足な変化が得られない場合に適しています。加齢による多層的な変化に対処するには、皮膚・筋肉・脂肪へのトータルなアプローチが必要です。
皮膚のたるみが少なく、脂肪の膨らみが主な原因でクマができている方には、裏ハムラ法が適しています。特に若年層や、手術痕を避けたい方に人気の施術です。皮膚の余りが少なかったり、涙袋があったりする場合は、これから解説する内容を参考にしてみてください。
裏ハムラ法は皮膚を切らず、まぶたの裏側からアプローチするため、皮膚の余りやたるみがない方に最も適しています。皮膚の張りが十分にあることで、脂肪の位置を整えるだけでも自然な仕上がりが得られます。
20代から40代で皮膚の弾力がしっかりしていて、クマの原因が主に脂肪の突出にある方におすすめです。また、ダウンタイムが短く手術痕が目立ちにくいことから、誰にも気づかれずに受けたい方にもおすすめです。
涙袋がはっきりしている方は、表ハムラ法よりも裏ハムラ法の方が適しているケースが多くあります。理由は、表ハムラ法によって涙袋が薄くなったり形が崩れたりするリスクがあるためです。涙袋の美しい形状を保ちながら目の下のクマを改善したい場合は、皮膚表面に手を加えない裏ハムラ法のほうが自然な仕上がりになります。
メスを使わず目立たない手術を受けたい方や涙袋を活かしたままクマだけを改善したい方に、裏ハムラ法はおすすめです。涙袋のふくらみが目元のチャームポイントになっている方も、裏ハムラ法が適しています。
この記事では、ハムラ法の特徴と後遺症の症状を解説しました。ハムラ法は、目の下のクマやたるみを根本的に改善できる高度な美容医療です。表ハムラ法と裏ハムラ法にはそれぞれ適応とリスクが存在し、正しい知識と医師の判断が欠かせません。
ハムラ法の施術で後悔しないためには、クリニック選びとカウンセリング、症状と生活スタイルに合う施術を選ぶことが重要です。美容医療は「正しく選び、正しく受ける」ことで、あなたの魅力を最大限に引き出す力になります。目の下の悩みと真剣に向き合い、自分にとってベストな選択ができるよう、今回解説した内容を参考にしてみてください。
ハムラ法の施術を検討している方は、ぜひKuma CLIへご相談ください。