目の下の脂肪・たるみは自力で減らせる?目の下の脂肪の原因やセルフケア方法について解説 | 東京・銀座のクマとり専門クリニック【KumaCLI】
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目の下の脂肪・たるみは自力で減らせる?目の下の脂肪の原因やセルフケア方法について解説

2024.11.22

コンシーラーでは消せない目の下の膨らみやたるみ・・・気になりますよね。

ここでは目の下の脂肪がたるむ原因や、予防できるセルフケア方法などについて詳しく解説していきます。

目の下の脂肪は自力で減らせる?

目の下の脂肪(眼窩脂肪)は、この脂肪はLockwood靭帯、眼窩隔膜、眼輪筋、皮膚などによって眼窩内からハミ出ないように支えられています。

これらが加齢で支持性を失ったためにハミ出てしまったり、中には骨格的に生まれつきハミ出ている方もいます。

ここで巷のSNSでは眼輪筋という表情筋を鍛えれば治るのではないか!?という情報がとんでもなく流行ってますがその実際はどうでしょうか?
効果的に膨らみやたるみを減らすためには、目の下の美容施術おすすめします。
この手術では治療術によっては長期的な改善が期待できます。

目の下の脂肪は自力で減らすのが難しい理由

根本的な解決にはならない

先述した内容が原因となります。

ここで大事な認識が目の下のたるみは眼窩脂肪が増えた訳でなく、ズレ(ヘルニア)が起きているという事です。

そして、ダイエットをしてもほぼボリュームは変わらないため、自力でコントロールすることなんてましてやできないのが結論です。

セルフケアがトラブルにも

間違ったセルフケアで目周りの老化を逆に促すことにもなりかねません。

専門的な施設でキチンと相談しましょう。

目の下に脂肪が弛むのを促進させる要因

目の下の脂肪が弛むと、顔全体が暗く見えて疲れた印象を与えたり、実年齢よりも老けて見られることがあります。
根本的な原因は先述の通りですが、そのうち症状を加速させてしまう要因は下記のようなものです。

  • 体重の増減が激しい
  • 紫外線による目元へのダメージ

体重の増減が激しい

比較的大きな体重変動を繰り返す方は顔が弛みやすい傾向にあり、目の下から中顔面にかけて下垂で目の下の弛みをより目立たせてしまうことがあります。

紫外線による目元へのダメージ

紫外線による皮膚の劣化は眼窩脂肪の支持性を下げる要因になります。

また、それだけでなく目周りのコラーゲンが減り小皺を目立たせてしまったり、色素沈着となってしまうリスクもあります。

目の下のたるみにセルフケアは無意味か?

よくwebやSNS上で見るセルフケアの実際はどうかについてお話ししていきます。

マッサージ

「目の周囲をマッサージすることで、血流が促進され、たるみや疲労を改善することが期待できます」
というものですが、浮腫改善、血行改善という意味では全く無意味というわけではありません

実際に日内変動とともに症状の変化を感じる方もいらっしゃいます。

一時的な効果とはなりますが、そういった方にはひとつ有効な手段であります。

眼輪筋のトレーニング

「眼輪筋トレーニングは筋肉を鍛えて緊張をほぐすのを繰り返すことで、目の下のたるみ予防に効果的です」
というものです。

眼輪筋は瞬きに関わるセクションと下瞼の支えに関わるセクションがあります。

ということで加齢によって萎縮や伸展性を失っていくこと自体は目の下のたるみを助長しかねない要因であると考えられますがトレーニングは効果的でしょうか?
実際には中顔面については表情のトレーニングでたるみが改善したという報告はあるようですが、下瞼については明確な報告がありませんでした。

皺の悪化を招いてしまうところもあるので現時点ではあまり無理に行わないことが良いでしょう。

スキンケア

目の下の脂肪のたるみを支えるのに肌質の劣化も関与はします。
保湿と紫外線対策は重要です。

ホットタオルで目の周りを温める

こちらもマッサージと同様で浮腫改善、血行改善を目的としており、一時的に気になる場合に行っていく手段です。

手軽に血行を促進するホットタオルを使ったケアが効果的です。

まず、フェイスタオルを水で濡らしてしっかり絞り、ビニール袋に入れます。

次に電子レンジで600Wの出力で30秒〜1分ほど温めます。

温めたタオルを適温に調整した後、目の上に置きます。
これを5~10分続けることで、血流やリンパの流れが改善され、目元がリフレッシュされます。
タオルの温度が高すぎると肌にダメージを与える可能性があるため、気をつけてください。

目の下のたるみを根本的に無くすには美容施術がおすすめ

セルフケアは手軽に行える反面、多少の予防であったり、根本的な改善にはならないものです。

外科手術での治療が効果的です。
セルフケアに大きな期待はしない方が良いでしょう。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸注入はメスを使わず、注射のみで完了するため手軽で、施術時間も短くダウンタイムがほとんどないので美容整形が初めての方やメスに抵抗がある方にも適しています。

ヒアルロン酸を目の下のたるみ周囲に注入することで、凹凸を目立たなくさせるために行います。
しかし、ヒアルロン酸の持続期間は数か月から1年ほど。
効果を維持したい場合は定期的な注入が必要になります。

またたるみの症状が強い方だと効果は限定的です。

RFレーザー、ニードルRF、フラクショナルレーザー

こちらは眼窩周囲の瞼の皮膚を引き締めてくれる効果があります。
どちらかというと皮膚がたわんで少したるみになってきた方に行います。

経結膜脱脂術

眼窩脂肪脂肪を下瞼の裏側から除去していくシンプルな治療術です。

目の下のたるみの原因が眼窩脂肪のヘルニア主体で、比較的症状が初期の場合には負担が少なく行えるクマ治療法です。

表ハムラ法・裏ハムラ法

表ハムラ法とは、下まつげに沿って皮膚を切開し、目の下の凹みに眼窩脂肪を移動させる美容外科手術です。
これを下瞼の裏の結膜から行う場合を裏ハムラ法と言います。
この手法により目の下の膨らみと凹みを同時に改善でき、自然な目元を実現します。
特に、目の下の膨らみや皮膚のたるみが気になる方や、余分な脂肪を減らしたい方は表ハムラ法がおすすめの治療法です。

まとめ

今回は目の下の脂肪・たるみのセルフケアの有効性や、美容施術での改善方法についてお話ししてまいりました。

web上やSNSでは根拠のない情報も多いため注意しましょう。

正しく治療するためにはきちんとクマ専門のクリニックで診察を受けることをお勧めします。