ハムラ法とは?施術の概要やメリット・デメリットについて詳しく解説 | 東京・銀座のクマとり専門クリニック【KumaCLI】
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ハムラ法とは?施術の概要やメリット・デメリットについて詳しく解説

2024.11.22

ハムラ法は、目の下のたるみやクマの改善に効果的な美容治療の1つです。
加齢に伴う目の下の脂肪の突出やたるみを解消し、若々しい印象を取り戻すことができます。
ハムラ法はクマの症状が強い方や加齢が進んでいる方などに特に有効な施術です。

この記事では、ハムラ法の基本的な施術内容、表ハムラ法と裏ハムラ法の違い、メリット・デメリットについて詳しく解説します。
目の下のクマに悩んでいる方は、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。

ハムラ法とは?

ハムラ法は、目の下の脂肪を再配置して、たるみやクマを改善する美容整形手術です。
この方法には「表ハムラ法」と「裏ハムラ法」の2種類があり、それぞれ施術のアプローチやダウンタイムの長さ、適している方などが異なります

表ハムラ法は皮膚の外側からアプローチし、裏ハムラ法はまぶたの内側からアプローチする点が大きな違いです。
どちらの方法も、脂肪を除去するのではなく、再配置することで自然な仕上がりを目指します。
ここでは、それぞれの違いについて詳しく解説していきます。

表ハムラ法

表ハムラ法は、目の下の皮膚を切開して施術を行う方法です。
皮膚の外側からアプローチし、余分な脂肪を再配置することで、目の下のたるみやクマを改善します。
この方法では、脂肪を完全に除去するのではなく、目の下の構造を整えながら若々しい目元を再現することが可能です。

表ハムラ法は、比較的広い範囲に効果が及び、目の下全体のたるみやクマにアプローチできるため、クマの症状が強い方や皮膚が伸びているタイプのクマの方に適しています。
具体的には、以下のような効果が期待できます。

  • 目の下の眼窩脂肪のヘルニアの改善
  • 目の下のゴルゴ線の改善
  • 目の下の皮膚のあまりの改善

上記2つは裏ハムラ法と同じで、表ハムラ法は目の下の皮膚が弱まっている方、特に50代以上の方に適用されるケースが多いです。
また、40代以下であっても、日焼けを良くしている方や目を擦る癖がある方、もともと皮膚が弱い方は表ハムラ法をすすめられるケースがあります。
治療法の適用については、医師による診断のもとで行われるので、どちらの施術が適しているかわからない方はクリニックでカウンセリングを受けてみると良いでしょう。

裏ハムラ法

裏ハムラ法は、まぶたの内側からアプローチする手術法です。
この方法では、皮膚を切開することなく、結膜を通して脂肪を再配置します。
裏ハムラ法は、傷跡が外から見えない点が大きなメリットであり、ダウンタイムも比較的短いです。

目元の脂肪が突出しているが、皮膚のたるみがそれほどない場合に適しています。
しかし、表ハムラ法に比べてアプローチ範囲が狭く、目の下全体のたるみが進んでいる場合には効果があまりないかもしれません。
術後の腫れや内出血も比較的軽度であるため、回復が早いのも裏ハムラ法の特徴です。
以下のような方は、裏ハムラ法を検討してみると良いでしょう。

  • 過剰に奥目または出目の方
  • 目の下のたるみが中等度以上に大きい方
  • 目の下のゴルゴ線が目立つ方
  • 皮膚のあまりがある方

ハムラ法のメリット

ハムラ法は、目の下のクマやたるみを改善する美容治療の1つで、さまざまなメリットがあります。

  • 目の下の膨らみやくぼみを同時に改善
  • 目の下のたるみやしわの改善
  • 目の下のクマの解消
  • 状態に応じた施術方法(表ハムラ・裏ハムラ)を選択できる

それぞれについて詳しく解説します。

目の下の膨らみ・くぼみを同時に改善できる

ハムラ法のメリットの1つは、目の下の膨らみとくぼみを同時に改善できることです。
加齢や脂肪の突出によって目の下にできる膨らみ(脂肪だまり)を、除去するのではなく再配置することで、目の下の凹凸を自然に整えます。

この再配置によって、目の下が滑らかで若々しい印象を取り戻すことが可能です。
ハムラ法は、除去するだけではなく、脂肪の移動により目の下の形を整える点が他の手術方法と異なります。

目の下のたるみやしわを改善できる

ハムラ法は、目の下の皮膚がたるんでいる場合にも有効です。
施術によって余分な皮膚を引き締め、目の下のたるみやしわを軽減できます。

特に表ハムラ法では、皮膚の外側からアプローチするため、たるみが進行している場合に効果的です。
脂肪の再配置によって、皮膚の弾力性が高まり、しわの軽減にもつながるため、全体的な若返り効果が期待できます。

目の下のクマを解消できる

目の下のクマは、血行不良やメラニンの沈着、脂肪の影響で起こりますが、ハムラ法は特に「赤クマ」に対して効果的です。

再配置された脂肪が、クマの原因となる部分を埋めるため、目の下の影が軽減され、クマが目立たなくなります。
脂肪の除去や再配置だけでなく、皮膚の状態も改善されるため、クマの再発防止にも役立ちます。

状態に合わせて適した施術を選択できる

ハムラ法には、表ハムラ法と裏ハムラ法の2つの施術方法があります。
表ハムラ法は、皮膚の外側を切開するため、たるみやしわの症状が強い場合に適しています。

一方、裏ハムラ法は、まぶたの内側からアプローチするため、皮膚を切開せずに脂肪を再配置でき、傷跡が残りにくくダウンタイムも短いのが特徴です。
症状が強くない場合は、よく裏ハムラ法が選択されます。

このように目の下の状態に応じて、適切な施術を選択できるため、クマの状態に合わせて柔軟な対応が可能です。

ハムラ法のデメリット

ハムラ法は、目の下のたるみやクマを改善する効果的な手術ですが、以下のようなデメリットもあります。
ただし、ハムラ法はデメリットよりもメリットの方が大きい施術であり、技術力の高い医師のもとで施術を受ければデメリットを最小限に抑えられることを理解しておきましょう。

  • 切開の傷が残る可能性がある
  • 副作用が起こる可能性がある

それぞれについて詳しく解説します。

切開の傷が残る可能性がある

ハムラ法は、表ハムラ法と裏ハムラ法の2つの施術方法がありますが、どちらの方法でも切開を伴うため、傷跡が残る可能性があります。

表ハムラ法では、皮膚の外側を切開するため、目の下に小さな傷が残ることが考えられます。
適切なケアを行えば傷は目立ちにくくなりますが、医師の技術や体質によって傷の治り方には個人差があります。
そのため、経験豊富で技術力の高い医師のもとで施術を受けることが重要です。

一方、裏ハムラ法はまぶたの内側を切開するため、外からは傷が見えませんが、内部に瘢痕が残る可能性があります。
いずれの方法も、傷跡を最小限に抑えるためには、アフターケアと医師・クリニック選びが重要となります。

副作用が起こる可能性がある

ハムラ法には、他の外科手術と同様に、副作用が起こる可能性があります。
具体的には、以下のような副作用が考えられます。

  • 内出血:術後、目の周りに内出血が見られることがあり、2週間かけて回復する
  • 腫れ:翌日~1週間程度腫れる方もいる
  • 感染症:適切なケアをしないと、感染症が起こるリスクがある
  • 出血:1週間程度涙のように少しずつ出血したり、鼻から出血したりすることがある
  • 皮膚の凹凸:脂肪の再配置後、目元に凹凸ができる可能性がある
  • 瘢痕形成: 目の内側または外側に瘢痕ができることがあり、目立つ場合もある

副作用は術後の経過とともに徐々に改善されますが、まれに長期的な症状が残ることもあるため、医師と十分に相談してから施術を受けることが大切です。
また、副作用を最小限に抑えるためには、信頼できるクリニックを選び、適切なアフターケアを行うことが大切です。

ハムラ法の施術がおすすめな方

ハムラ法は、目の下のクマやたるみ、ふくらみに悩む方に効果的です。

  • 目の下のたるみが気になる方
  • 目の下のクマに悩んでいる方
  • 目の下のふくらみが気になる方

それぞれ詳しくみていきましょう。

目の下のたるみが気になる方

目の下のたるみは、加齢により目の周りの脂肪が下垂して生じることが多く、疲れた印象を与えます。

ハムラ法では、この脂肪を再配置することで、たるみを改善し、若々しい印象を取り戻すことが可能です。
余分な脂肪を除去せずに形を整えるため、自然な仕上がりが期待できます。

目の下のクマに悩んでいる方

目の下のクマは、血行不良やメラニンの沈着、そして脂肪の突出が原因で発生します。
ハムラ法では、突出した脂肪を再配置することで、クマの原因となる影を改善し、目元を明るく見せることが可能です。
特に、赤クマや影クマに効果的な手術です。

目の下のふくらみが気になる方

目の下のふくらみは、眼窩脂肪が突出することによって目立ちます。
このふくらみは、加齢とともに悪化することが多いですが、ハムラ法によって脂肪を移動させることで滑らかな目元に整えることが可能です。
自然なボリューム調整が可能なため、過剰な脂肪除去により老け込んだ印象になることを防ぎます

ハムラ法の施術後の注意点

ハムラ法の施術後のダウンタイムを短くするためには、以下のような注意点を守ることが大切です。

  • 過度な飲酒や運動・入浴を避ける
  • コンタクトレンズの装着を避ける
  • 施術部位への刺激を避ける

それぞれについて詳しく解説します。

過度な飲酒や運動・入浴を避ける

施術後に血行が促進されると、腫れや内出血が悪化する可能性があるため、飲酒や激しい運動、長時間の入浴は控えましょう。

特に1週間程度は控え、回復の経過に応じて徐々に再開しましょう。

コンタクトレンズの装着を避ける

コンタクトレンズを装着すると、施術後の目元に負担をかける可能性があるため、1週間程度は避けることをおすすめします。
医師の指示に従いつつ、回復の経過に応じて、再開しましょう。

施術部位への刺激を避ける

施術後の目元は非常にデリケートな状態であるため、摩擦や強い圧力をかけないようにすることが重要です。
特に1ヶ月間は、目を擦る行為や強く洗顔することを控え、優しくケアすることが必要です。

ハムラ法に関するよくある質問

ハムラ法について、多くの方が抱える疑問に回答していきます。
以下では、施術に関する後遺症や施術方法の違いについて詳しく解説します。

  • ハムラ法の施術で後遺症が残る可能性は?
  • ハムラ法と裏ハムラ法の違いは?

それぞれ詳しくみていきましょう。

ハムラ法の施術で後遺症が残る可能性は?

ハムラ法には内出血や腫れなどの副作用が伴うことがありますが、これらは時間の経過とともに改善されることがほとんどです。
通常、適切なアフターケアを行えば長期的な後遺症は残りにくいです。

まれに瘢痕や凹凸が発生することもありますが、技術力の高い医師のもとで施術を受け、適切なアフターケアをすればそういった心配は少ないです。

ハムラ法と裏ハムラ法の違いは?

ハムラ法は目の下の皮膚を外側から切開し、脂肪を再配置してたるみを改善する方法です。
症状が強い方はハムラ法が選択されることが多く、以下のような方はハムラ法を検討すると良いでしょう。

  • 症状が強い方
  • 加齢が進んでいる方
  • 皮膚が弱っている方

一方、裏ハムラ法はまぶたの内側からアプローチし、外部に傷跡が残らない点が特徴です。
裏ハムラ法は皮膚のたるみが少ない場合に適しており、外から見える傷がないため、回復が比較的早いです。
ダウンタイムの違いとしては、ハムラ法の方が裏ハムラ法よりも3、4日程度長い傾向にあります。

どちらの施術が適しているかは目元の状態によりますが、医師がカウンセリングをとおして判断してもらえます。

まとめ

この記事では、ハムラ法と裏ハムラ法の違い、施術の概要、メリット・デメリットなどについて詳しく解説してきました。

ハムラ法は皮膚を切って眼窩脂肪をずらすことでクマを改善する方法ですが、クマ取り専門クリニックのKuma CLIの表ハムラ法evoでは、再発の予防も意識しています。
また、涙袋が消失しないよう、涙袋形成術も同時に行っています。

クマの症状が強い方や加齢が進んでいる特に50代以上の方、皮膚が弱っている方などは、ハムラ法を検討してみてください。
下まぶたの外反(めくれてしまうような状態)は気にならない程度ですが、どうしても下まぶたの形が変わるのが嫌という方は、表ミッドフェイスリフト法を選ぶと良いでしょう。